コンサートホールに住まう「神様」 [コンサートやライヴで感じたこと]
先日、ご縁あって、都内某所にオペラを観に行きました。
何と言うか…演奏そのものについては、僕は何も感想を書かないでおきます。
ただ、そのオペラを観たホールで気づいたこと。
一流の…または、一流を目指して身を捧げている人たちも含めて良いです。勿論、
目指したからといって「なれる」ものではなくて、世の中がそう「認める」ことが、
身を捧げるのと同じくらい大切なのですが…アーティストたちが、
全身全霊をかけた音楽や芝居が、いつも上演されているホール(空間)と、
そうでないホールには、ああ、明らかに空間としての「場」が違う・・・ということ。
「感動」が座席や壁。天井や床、はたまた扉などの「空間」に刻まれるのか…。
そういえば、オペラ座には怪人がお住まいだったですね。
原題は Fantôme de l'Opéra ですから、
「怪人」というよりは、幻、幻影、幽霊、とすべき「存在」。もしかすると…、
アーティストの「魂」や「理想」が集合して「何か」になったのかもしれません。
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